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本は人生のパートナーになる

人々の生きてきた足あとを辿りながら、自分の次の一歩を考えよう。

夜と霧 / ヴィクトール・フランクル

1946年出版された古い本ですが、
あのときの空気をそのまま閉じ込めた、存在感のある本です。
 
では、さっそく。
読み始めたきっかけは、ホロコーストが始まる動機ってなんだったんだろう?
という素朴な疑問からです。
この作者ヴィクトール・フランクルは心理学者であり、ホロコーストの経験者です。
 
本当に想像も絶する体験をされていたのだと思います。
最小限の「生きる」だけを与えられる中で、それを心理学の視点で紐解いているのは
とても興味深かったです。
 
自分の中での「当たり前」に気づき、感謝の念を認識し直すのにはとてもいい本です。
「個人にたいする精神的ケアは、命を救うための緊急「処置」としてなされることがあった。とくに自殺を思いとどまらせるときだ。」
自分自身も相手も極限の状況の中で、自殺を思いとどまらせるというのは、
想像もしていなかった光景だった。
作者のフランクルは生きる希望を見出し、伝え、生きる意味を気付かせることをした。
これを読んで、どんな大変な状況でも生きる希望を見出すことは可能なのではと思えた。
その努力をすることを放棄するかしないかの差なのかなと。
 
収容所監視者だということ、あるいは逆に被収容者だということだけでは、ひとりの人間についてなにも語ったことにはならないといことだ。人間らしい善意はだれにでもあり、全体として断罪される可能性の高い集団にも、善意の人はいる。境界線は集団を超えて引かれるのだ。
どんな最悪な環境でも善意の行動を行う人はいるというのは、衝撃的な事実でした。
どこかで人間は環境に染まってしまう、染まりやすいものだと思っていたが、
それでも、自分の意思で善意の行動を示し続けることはできることを証明しているようにも思えました。
 
自分は、環境、同調圧に流されずに善意を示すことができるのだろうか??
 
第三段階 収容所から解放されて
解放されたからと言って、すぐに元の生活に戻れるわけではない。
その状況が刻々と描かれている。
引用しきれず、段落のタイトルで示しました。
多くのものを失い、それから先にどう生きていくことを再発見するのか、
その情景を客観的に見るからこそ、見えてくるものがあり自分の人生にも生かせるのだと思う。

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