ぼくらの仮説が世界をつくる / 佐渡島庸平
前例のないことをする機会なんて多い。
これから変化が加速していくことを予想すると、前例のないことをどう実現するのかが重要になってくる。
変化を楽しむためにも、自分の想像していることを形をするためにも「仮説」がどう重要になるのかを提唱していて面白い一冊です。
では、さっそく。
自分のやりたいことを決めて、情報を集める
情報収集のするときに、人によって収集できる情報量、質が違うのはよくあることです。
その差って、自分の中で収集したい情報をどれだけ明確にしているかによる気がします。
だからこそ「自分のやりたいことを決める」っていうことがまず決めることが重要なんだなと気づいた一文でした。
作品に親しむ「分人」を引き出す
「分人主義」という考え方が面白いし、自分にはない発想であって新しい発見でした。
相手がいることで自分が引き出されるというは確かにあると思う。
人によって自分の引き出される部分が違うことも多々ある。
さらに、「愛とは何か」というと、「相手の何か」が愛おしいというよりも、その「相手といるときの自分」「相手によって引き出される分人」が好き、というのが「愛」
愛にはそういう一面もあるなと関心した文章でした。
「好きなことを見つけ、好きな人たちと仕事をしていること」
佐渡島さん自身はこれを強みと表現されています。
私自身も、数年前から「自分の好きなことをなんだろう?」「好きなことだけで生きていけないのかな?」「一緒に仕事する人を自分で選べるようになれたらいいのに」と考えながら過ごしてきました。
実現している人がいるは知ってる、でも自分はどうやったら出来るんだろうと疑問と闘いながら行動してきて、少しずつ自分の周りの環境が自分の望む方向に整いつつあるように思います。
まだまだ道半ばで100%疑問がクリアしているわけではないけれども、自分の好きなことと、好きな人と仕事する時間をいかに多くするかに奮闘しています。
編集者の仕事ってどういうのだろう?という別の世界を垣間見えるのも面白いです。