怒らない人は、うまくいく。品格を高める61の方法 / 中谷彰宏
自分と向き合うとき、「怒り」の感情をどう自分の中で処理するのかは、結構難しい。
この本の冒頭には、このような言葉がある。
怒ることは、悪くない。
怒り続けることが、よくないだけだ。
怒りに対してはこの言葉が的確にあらわしているように思う。
怒りは、期待感の裏返し。
期待がはずれたというだけだ。(P.22)
人に対しては結構期待してしまうものです。
きっとこうしてくれるだろう。むしろ、こうしてくれるべきだ!とまで思っていることもあるかと思います。
「怒り」が湧き上がった時に、自分は何に期待していたのだろう?と思い返すキッカケになれば、自分自身の思考の理解になると思います。
イラっとしたら、寝る。(P.73)
イラっとしたときには、自分が取る行動を決めておくといいかもしれないです。
歩く、寝る、食べるなど、自分の感情を和らげる何かを選択するといいと思います。
私はイラっとしたら、よく自分を励ます記事を見つけて読むか、甘いものに手を出すか、今日はたくさん寝るぞ!と気合きれるかのどれかを選択することが多いです。
少し怒りから「気をそらす」ってことが重要なのかもしれないですね。
ダメな自分を、かわいいと感じよう。(P.133)
これは結構やります笑
1歳くらいの子供を見ていると、失敗ばかりです。
歩き始めてはこけたり、うまく立ち上がれなかったり、ご飯をこぼしたり、
絵は丸くらいしかかけない年頃です。
紙の上に描くことすら、難しい時もあります。
ペンなんて渡したら、手に書いたりして。
でも、大人はそれを微笑ましく見てたりしてかわいいとすら思ったりします。
それって一生懸命頑張っているってことを分かっていて、これから成長するってことがわかっているからじゃないでしょうか?
でもって、私たちもそうじゃありません?
毎日一生懸命頑張っているし、生きている限りは成長し続けます。
だから、多少の失敗もダメなことも「愛おしい子供」を見るような目で自分を眺めていると可愛く思えてきます。
私は、自分が躓いて転けそうになっただけでケタケタ笑ってしまったり、
朝から歯ブラシを滑り落としてしまってケタケタ笑ってしまったり、
愛おしい子供を毎日相手している感じです笑
大人になれない問題も抱えつつ頑張ってます笑